●バイオクライマティックデザイン小委員会(2023.4~2025.3) 持続可能な建築・都市の実現に向けたアプローチの一つとして、地域の気候特性を把握し、自然環境のポテンシャルと住まい手の環境調整能力を活用するバイオクライマティックデザイン(以下、BD)の設計手法が挙げられる。 本小委員会は、亜熱帯から亜寒帯までの多様な気候区を有するわが国やアジア地域の国々の設計事例を対象に、BD手法が適用された「環境建築」を以下1)~4)の観点より評価する。 1)各地域に有効なBDに関わる技術の統合化 2)環境建築群としてコミュニティレベルでのBD技術の効果の分析 3)住まい手や使用者の温熱的適応を考慮したBD設計手法の構築 4)BD手法のアジア地域での適用による国際化 ●バイオクライマティックデザインのみつけかた・つくりかたWG(2023.4~2025.3) 本WGでは、若手設計者および地方工務店の設備設計担当者をターゲットと定め,環境と建築設計を繋げる設計について,現状の問題点を把握するとともに,改善のための勉強会をミニシンポジウム形式で開催することで,環境の「みつけかた」から建築の「つくりかた」へつなげる手法を体系的に整理することを目的とする. |